5月11日 「夢は牛のお医者さん」tcc試写室

2014年度日本映画ペンクラブ会員選出文化映画ベスト1になった「夢は牛のお医者さん」を会員多数の希望により特別に例会で上映。
新潟から時田美昭監督と、坂上明和プロデューサーがいらして下さった。
Q&Aは賞に関して、また映画作りのポイントなどの質問に対して監督はー

 賞を取ろうとして作った映画ではないのですが、いろいろ頂いてビックリしています。今日もここに伺う前に、厚生労働省「平成27年度児童福祉文化賞」を頂きましたが、オバアちゃんでも子供でもわかる様にナレーションやBGMは長いと飽きてしまうのでコンパクトにしました。文学的に高い表現ではなく絵本のような作品にしたいと思って作りました。
 ナレーションの横山由比さんはAKB48の中で最も頑張り屋さんで、まっすぐに夢を追った高橋知美さんと共通したものがあります。まさかやっていただけるとは思いませんでしたが、お願いしたら気持ちよく引き受けて下さいました。ナレーションはあえて感情を入れすぎない様にたんたんと語ってもらいました。
 昭和62年から26年間密着取材した中で、一番難しかったのは、大学受験のシーン。知美さんからは「大学に落ちたら放送しないでね」といわれていたんです。放送できるか出来ないかわからないので一人でカメラを持っていつ電報を持って来る郵便屋さんが来るか調べて構え、喜びの瞬間が撮れた訳です。当然のことながらリハなど一切出来る訳なく、どうなることか本当に自分のこと以上にドキドキしました。でも、のちに「受からないようなら受けてない」というコメントも撮れましたけど(笑い)。
 私はテレビの制作マンですが、テレビは放送される地域、範囲が決まっていますが映画は何処にでも持っていけます。元々は東日本大震災に逢ったみなさまに元気が出るものを届けたくて巡回上映したのがきっかけです。一人でも多くの方がこの映画を見てガンバローと思って下されば、なによりも嬉しい事です。

( 担当 国弘よう子 津島令子)