トピックス 大賞フラハティ賞受賞作『ダイレクト・アクション』レビュー 山形ドキュメンタリー映画祭2025レポート 文・遠藤京子 コンペティション部門の大賞、フラハティ賞を受賞した『ダイレクト・アクション』は212分の大作だ。これこそ内容と面白さが知られていくにつれて観客数が増えていく、見られるべき作品だと思う。 舞台はフランス西部ロワール・アトランティック県。1965年に新空港建設地に選ばれてしまったナント郊外のノートルダ...
トピックス 事実から何かをつかみ取り、真実として伝える数々の問題作 山形国際ドキュメンタリー映画祭2025 報告 文・まつかわゆま 山形市で1991年より隔年開催されている「山形国際ドキュメンタリー映画祭」。世界の今を反映したジャーナリスティックな作品から、作家性の強い実験的な作品まで、できる限り地平を広げたドキュメンタリーを集めるイベントとして世界的にも定評のある映画祭である。山形を拠点に作品作りを続けた小川紳介監督の提案で始...
トピックス 2022年度日本映画ペンクラブ賞授賞式 野島孝一 2022年度日本映画ペンクラブ賞、会員選出ベストワン映画の表彰式が、2023年3月15日午後6時から東京・東銀座のコートヤード・マリオット東銀座で行われた。 コロナ禍のため3年連続で会食懇親会は行わなかった。 司会は文化放送の記者でプロデューサーの鈴木敏夫会員が担当。 死去した河原畑寧会員らに哀悼の念を表した。 会...
トピックス 2022年のFIPRESCIグランプリが「ドライブ・マイ・カー」に決定! 齋藤敦子 今年のFIPRESCIグランプリに濱口竜介監督の「ドライブ・マイ・カー」が選ばれました。 FIPRESCIグランプリは、全世界のFIPRESCIメンバーが2度の投票によって選定する賞で、今年は日本映画ペンクラブ会員を含めた646人が投票に参加。 濱口監督以外のファイナリストは、ポール・トーマス・アンダーソン監督「リ...
トピックス 第56回カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭レポート 松崎健夫 イザベル・ダネル会長(中央)の挨拶、並んでいるのは今年の審査員。 7月1日から7月9日(現地時間)までの10日間、第56回カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭が開催された。 チェコ共和国の西、ドイツとの国境近くに位置するカルロヴィ・ヴァリは、首都プラハから車で90分ほどの距離にある。 飲料としての“温泉”が湧き出ることで...
トピックス 第72回カンヌ国際映画祭、FIPRESCI賞リポート 齋藤敦子 第72回カンヌ国際映画祭は5月14日(火)から25日(土)まで開かれ、既報の通り、ポン・ジュノ監督の『Parasite(パラサイト)』に韓国初のパルム・ドールが授与されました。 今年のFIPRESCI賞も、昨年同様、本賞の授賞式直前、25日午後4時に授賞式が行われました。まずはイザベル・ダネル会長からの挨拶があり、...
トピックス 第2回アジア映画批評家総会報告 FIPRESCI担当 齋藤敦子 バングラデシュの首都ダッカで開催された第2回アジア映画批評家総会(Asian Film Critics Assembly)に参加してきましたので、ご報告します。 昨年の第1回に引き続き、ダッカ国際映画祭ディレクター、アーメッド・ムスタバ・ザマル氏のご厚意で、ダッカ国際映画祭開催中(2019年1月10日~18日)の1月...
トピックス 第66回サン・セバスチャン国際映画祭リポート 中山治美 スペイン最大級の映画祭・第66回サンセバスチャン国際映画祭が9月21日~29日に開催された。 今年は本映画祭常連でもある是枝裕和監督に生涯功労賞にあたるドノスティア賞が贈られただけでなく、ニュー・ディレクターズ賞に『僕はイエス様が嫌い』の奥山大史監督が受賞するという朗報があった。 同賞の日本人監督の受賞は、第46...
トピックス 第23回釜山映画祭、FIPRESCI賞 リポート 佐藤 結 2018年10月4日から13日まで開催されました第23回釜山国際映画祭にFIPRESCI賞の審査員として参加してまいりましたので、以下にご報告いたします。 14年にセウォル号事件に関連するドキュメンタリー「ダイビング・ベル セウォル号の真実」を上映したことをきっかけに釜山市(および、その背後から指示を出していた国)...
トピックス 第71回カンヌ国際映画祭、FIPRESCI賞リポート 斎藤敦子 今年のカンヌ映画祭は、例年より1日早い5月8日(火)にオープニング、19日(土)にクロージングと、スケジュールが1日前倒しになった結果、授賞式前日に行われていたFIPRESCI授賞式が、今年は本賞の授賞式直前(3時間前)に変更になり、かなり慌ただしくなりました。加えて、今年は例年正式上映の前に行われていたプレス上映が...